大地震の際に、タンスや本棚や冷蔵庫などの大きな家具が倒れ、あなたや家族の命を脅かす凶器に変わるかもしれません。地震対策として、家具や電化製品の転倒防止で固定工事をおこなっている方もいらっしゃると思います。
しかし、せっかく対策をおこなったのに、正しい固定方法で有効な設置ができてない方もいらっしゃいます。
誤った固定方法①
※天井の下地がない部分で固定しても意味がありません、下地の根太は細いので、合板等の丈夫な板を天井側と家具側 の両方に挟みましょう。
誤った固定方法②
※壁の中の間柱でないところにビスで固定しても意味がありません、家具内部の下地は細いので合板等の丈夫な板を家具 側に挟みましょう。
誤った固定方法③
※タンス等で上下が分かれるタイプの家具をお使いの方も多いと思います。上下のつなぎ目を固定せずに、上部のみ突っ 張り棒で対策しても、充分な耐震効果は得られません、つなぎ目は金物で固定しましょう。
家具の転倒防止対策に抵抗がある方も多いと思います、「見た目の悪さ」「壁に穴を開けたくない」「賃貸だから無理」「重たい家具を動かせない」出来ない理由を上げるとたくさんありますが、自身や家族を家具転倒によるケガを未然に防ぎ、避難経路が確保できるので、家具や電化製品の転倒防止対策は、費用対効果が一番高い対策です。
最近では器具や装置も新しいものが開発され、「目立たない」「壁に穴を開けなくても良い」「賃貸でも可能」な製品があります。
安信では防災専門の企業として、日々最新の工法や部材の情報収集につとめており、お客様の要望に合わせたご提案をおこなう施工業者様を責任もってご紹介いたします。
1カ所からでも対応させていただきますので、お気軽にお問合せください。
